こんにちは、ライターのパパです。
春高バレーもいよいよ佳境を迎え、本日は決勝戦が開催されますね。
日本中が注目するこの舞台において、一人の選手が注目されています。
それは、下北沢成徳高校の主将を務めるイェーモンミャさんです。
伝統校の主将としてチームを牽引する彼女は、同世代の中でも抜群の実力を誇る選手と言えるでしょう。
しかし、不思議なことに、彼女に関する話題で「日本代表」という言葉を耳にすることがほとんどありません。
共栄学園の秋本美空さんや就実の福村心優美選手にも引けを取らない実力を持つ彼女が、なぜ日本代表に招集されないのか。
その理由を調べてみたところ、彼女のご両親はミャンマー国籍であり、彼女自身は無国籍であることが分かりました。
この先、彼女が日本国籍を取得し、日本代表として活躍する可能性はあるのでしょうか。
もちろん、未来のことは誰にも分かりません。
しかし、彼女の進路やご家族についての情報を集めることで、少しでもその答えに近づけるかもしれません。
この記事では、彼女に関する情報をお届けしたいと思います。
イェーモンミャ選手のご家族と国籍、進路と帰化の可能性について
ご家族について
イェーモンミャ選手のご家族は、父親・母親・兄・本人の4人家族です。
ご両親はミャンマーからの難民として日本に移住され、異国の地で家庭を築かれました。
その背景や影響は、イェーモンミャ選手の現在の活躍に大きく結びついているようです。
父親について
イェーモンミャ選手の父親であるミヤットゥさんは、元ミャンマー代表バレーボール選手です。
身長185cmという恵まれた体格を活かし、ミャンマー代表として活躍されました。
特に1991年の東南アジア競技大会では、選手団の旗手を務めるという名誉ある役割を果たしました。
ミヤットゥさんは、自身のバレーボール経験を活かし、イェーモンミャ選手のトレーニングや技術向上をサポートしてきました。
幼少期からの指導が、彼女の競技者としての基礎を築き、現在の活躍につながっています。
母親について
母親のマチュチュウィンさんは、負けず嫌いな性格で、イェーモンミャ選手のメンタルの強さは母親譲りだと言われています。
ご両親はミャンマーで出会い結婚され、その後日本に移住。
難民として新たな環境の中で家族を支えながら、娘の競技生活を精神的にも支えてきました。
「勝ちにこだわれ」という子育て方針が、イェーモンミャ選手の粘り強さや勝利への執念に反映されています。
兄について
兄のカウンゼン・マラさんは、身長190cmの大型ゴールキーパーとしてサッカー界で活躍されています。
東京ヴェルディの下部組織でプレーした後、現在は産業能率大学サッカー部に所属。
彼の守備範囲の広さと反射神経の鋭さは高く評価されており、今春からは町田ゼルビアへの加入が決まっています。
イェーモンミャ選手とカウンゼン・マラさんは、異なるスポーツで活躍しながらも互いに刺激を与え合う良い関係を築いているようです。
- 生年月日：2002年11月11日(22歳)
- 身長/体重：190cm / 86kg
- ポジション：GK
- 出身校：第一亀戸小→第三亀戸中→向丘高→産業能率大
プロフィール
イェーモンミャ選手のプロフィールは以下の通りです。
- 生年月日: 2006年12月27日
- 身長: 176cm
- ポジション: サイドアタッカー
- 出身校: 下北沢成徳高等学校
小学校1年生からバレーボールを始め、持ち前の身体能力と努力で全国的に注目される選手へと成長しました。
そして、高校三年生の今年、伝統校下北沢成徳の主将として決勝進出の原動力になっています。
進路はデンソー
高校卒業後、イェーモンミャ選手はデンソーエアリービーズへの加入が決定しました。
彼女は以下のようなコメントを発表しています。
この度、デンソーエアリービーズに入団する事になりました。これまで養って来た経験を活かしつつ、常に進化する事、そして勝ちに貪欲であり続ける事を忘れず、自分らしく日々を大切に精進して行きたいと思います。また、1日でも早く勝利に貢献出来る様に全力を尽くします。そして、多くの方々に記憶に残る様な日本を代表する選手になります。
彼女の言葉からは、競技への情熱と覚悟が感じられます。デンソーでの活躍がますます楽しみです。
帰化の可能性は？
イェーモンミャ選手一家は難民として日本に移住したわけですが、帰化はできるのでしょうか？
結論から言うと、難民として日本に認められた場合、一定の条件を満たせば帰化は可能です。
そして、彼女は問題なく可能でしょう。
主な条件には以下のようなものがあります。
- 一定期間の日本での居住: 通常、数年以上の居住が必要。
- 生計を維持する能力: 安定した収入があること。
- 善良な行い: 犯罪歴がないこと。
- 日本語能力: 日常生活を送るのに十分な日本語能力。
- 日本社会への同化意欲: 日本の一員として生活したい意志。
まとめ
イェーモンミャ選手は、難民として来日したご両親のもとで育ち、家族全員がスポーツの才能に恵まれています。
父親や母親から受け継いだ特性を活かし、彼女は日本バレーボール界で重要な役割を果たす存在へと成長しました。
来春からはデンソーへの加入が決まりましたし、「日本を代表する選手になりたい」と抱負を述べていますので、彼女が日本に帰化する日はそう遠くないと予想します。
これからの彼女の歩みに引き続き注目していきたいですね。
コメント