こんにちは、ライターのパパです。
本日は、大相撲初場所の千秋楽を迎えましたね。
現在、カザフスタン出身の力士として初の優勝を目指す金峰山を、朝青龍と王鵬が追う展開となっています。
この記事では、優勝争いの先頭に立つ金峰山に焦点を当て、その四股名の由来について掘り下げてみたいと思います。
彼の四股名は、親方の地元の山に由来しているとのことですが、一体どの山がモデルとなっているのでしょうか?
また、その読み方についてもご紹介します。
それでは、さっそく見ていきましょう!

金峰山の四股名の由来はどこの山?読み方は?
プロフィール
金峰山 晴樹関は、カザフスタン出身ながら日本の土俵で活躍する力士です。
力強い突き押し相撲が特徴で、将来が期待される若手力士の一人です。
プロフィール
- 本名: バルタグル・イェルシン
- 生年月日:1997年6月24日(27歳)
- 出身: カザフスタン共和国アルマトイ州
- 所属: 木瀬部屋
- 身長: 195cm
- 体重: 180kg
経歴
金峰山関は、イスラム教徒の両親のもと、カザフスタンで長男として誕生しました。
父親の名前が「ムスリム」というのは印象的ですね。日本で例えるなら「仏教」という名前に近い感覚でしょうか。
日本に来る前は柔道を学んでいました。
カザフスタンではカザフ相撲がプロ興行として親しまれているそうですが、その鍛錬の場として柔道を習う人が多いようです。
モンゴル人力士が日本に来るのと似ているのかもしれませんね。
その後、朝青龍の目にとまったことがきっかけで相撲留学を果たします。
日出高校から日大を経て木瀬部屋に入門しました。
入門後の成績
学生相撲で準優勝した実績を引っ提げ、2021年11月場所で初土俵を踏みました。
- 初土俵: 2021年11月場所
- 新入幕: 2023年3月場所
- 十両優勝: 1回
- 幕下優勝: 1回
- 三段目優勝: 1回
四股名の由来について
金峰山関の四股名は、木瀬部屋の11代目木瀬親方(元肥後の海)の地元にある熊本県の「金峰山」に由来しています。
さらに、日大時代に同期だったった元高校横綱・成田晴樹さんへの敬意も込められているそうです。
熊本県の金峰山は標高665mの火山で、雄大な富士山を想像していた金峰山関にとっては少し意外だったようです。
しかし、地元の象徴でもあるこの山には、内なるエネルギーが宿っているように感じられます。
この「金峰山」という山の名前は、奈良県吉野地方の金峰山(きんぷせん)から勧請された金峰山神社に由来しているとのことです。
山そのものだけでなく、歴史や文化も含めて深い意味を持つ名前と言えますね。
読み方について
金峰山晴樹関の名前は「きんぼうざん」と読みます。
この読み方は、熊本県の金峰山を地元で「きんぼうざん」と呼ぶ習慣に由来しています。
ただし、地図や道路標識では「きんぽうざん」と書かれている場合もあります。

金峰山関の四股名は、親方の地元と個人的な思いが込められた特別な名前なのです。
まとめ

金峰山晴樹関は、カザフスタンから日本相撲界へと飛び込んだ期待の若手力士です。
その四股名は、師匠である木瀬親方の地元・熊本県の金峰山に由来しており、深い思いが込められています。
優れた体格と柔道経験を活かしながら活躍する金峰山関のこれからの飛躍に、さらに注目していきたいですね。
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